●メンバー数は84名に。着々と体制固め
"日本酒と日本文化のルネサンス"をめざす中央会の「日本酒で乾杯推進運動」。その運営母体となる「日本酒で乾杯推進会議運営委員会」(西村隆治委員長)の中に100人委員会が設置されたのは平成17年。以後、文化、芸術、医学など、次々と各界著名人の賛同を得て、メンバー数もこの5月現在で84名に達するなど、強力な支援組織として着々とその体制を固めつつあります(現在までの委員の異動は次のとおり。斎藤茂太氏〈元アルコール健康医学協会会長〉、安達曈子氏〈華道家元〉、椎名素夫氏〈元参院議員〉がご逝去され、新たに、阿部啓子氏〈東京大学大学院教授〉有馬賴底氏〈臨済宗相国寺派管長〉、奥原祥司氏〈日本青年会議所会頭〉、千宗左氏〈表千家家元〉、中島宝城氏(宮内庁歌会始委員会参与)、中村靖彦氏〈東京農業大学客員教授、農政ジャーナリスト〉、八角信芳氏〈(財)日本相撲協会 第61代横綱・北勝海〉、浜美枝氏〈女優〉、松野昂士氏〈北里大学教授〉が入会)。
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石毛直道代表 |
今回の会合には、石毛直道代表ら主だったメンバー21名のほか、中央会から辰馬会長、淺見副会長、西村委員長らが参加。 冒頭、挨拶に立った石毛委員長は、「日本酒の消費は国内では低迷しているものの、海外では日本食ブームに伴って好調な伸びを示している。ニューヨークでは日本料理のレストランが800軒を超え、日本酒の品揃えも豊富で、かつてのように燗酒ばかりでなく、冷酒や酒カクテルも用意されている。日本酒はいまや名実ともに世界の酒となった。国内でも、和食の質的な変化に合わせて、肉に合うタイプなど特徴ある酒の開発を進めつつ、酒の文化と和食の文化をセットで考えていけば、もっともっと日本酒は飲まれるようになるだろう」と述べて、より広い視野に立った清酒業界の活動に期待を示しました。
参加者の顔ぶれ(50音順、敬称略) |
秋山 裕一 |
日本醸造学会会長 |
石毛 直道 |
国立民族学博物館名誉教授 |
折茂 肇 |
東大名誉教授・健康科学大学学長 |
金子 ひろみ |
管理栄養士・日本酒スタイリスト |
神崎 宣武 |
民俗学者 |
木村 克己 |
ソムリエ・日本酒スタイリスト |
兒玉 徹 |
東京大学名誉教授・日本醸造学会会長 |
阪田 美枝 |
2000年紀和紙委員会事務局長 |
佐佐木 幸綱 |
早稲田大学教授 |
佐藤 陽子 |
バイオリニスト |
島田 律子 |
タレント・エッセイスト・日本酒スタイリスト |
高橋 竹山 |
津軽三味線伝奏者 |
手島 麻記子 |
テーブルコーディネーター・日本酒スタイリスト |
中島 宝城 |
宮内庁歌会始委員会参与 |
浜 美枝 |
女優 |
藤 ジニー |
銀山温泉・旅館藤屋女将 |
本多 京子 |
管理栄養士・日本体育大学女子短期大学講師 |
藪内 佐斗司 |
彫刻家・東京芸術大学大学院教授 |
山本 祥一朗 |
評論家 |
家森 幸男 |
武庫川女子大学国際健康開発研究所長 |
吉澤 淑 |
前東京農業大学教授 |
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