〜日本文化のルネッサンスをめざす〜日本酒で乾杯推進会議
HOME 乾杯のスピーチ集 日本酒からの手紙 概要 活動 コラム
コラム
100人委員会コラム
島田律子氏島田律子(しまだ りつこ)氏
タレント・エッセイスト。国際線フライトアテンダントとして5年勤務の後、1994年4月からテレビ番組のレギュラー主演をきっかけにタレント活動をスタート。現在テレビやラジオ出演のほか、恋愛、結婚、美容、健康、食、酒、映画、エコロジーに至るさまざまな分野で、幅広く雑誌やWEBにコラムやエッセイを執筆。著作に女性向けの日本酒入門本『日本酒美人』(ぴあ)、『35歳は、結婚適齢期』(アスコム)、『私はもう逃げない~自閉症の弟から教えられたこと』(講談社文庫)など。

始まりはいつも日本酒と共に
 

 日本酒は、日本の美味しいお水とお米からできた、世界に誇る「国酒」です。
 私たち日本人の乾杯は、シュパシュパ泡の立つ舶来物のお酒ではなく、日本酒でするのが本来の姿です。
 特に、日本酒の持つ縁起のよいイメージ、威勢の良さ、粋さは、お祝い事にしっくりきますね。
 私事で大変恐縮ですが、もう8年も前の話になる私の結婚披露宴での主人との初めての共同作業は、ケーキカットではなく、お酒の鏡開き、そして振る舞い酒での乾杯でした。
 純白のウエディングドレスで振舞い酒をする私は、威勢のいい花嫁でした。

 ゲストの皆さんからは、お祝いの言葉と共に、
「この日本酒スタイルの結婚披露宴は、いいね〜」
「元気なりっちゃん(私のニックネームです)のイメージにピッタリだね」
「新しいね!」
「粋で素敵だね〜」
との称賛の言葉の数々を頂きました。
 あの時の昂揚感は、今でも鮮明に思い出されます。お祝いの席をより華やかに演出してくれた日本酒に、感謝してもしきれません。

 また、私が定期的に主催している、美味しい日本酒と料理を楽しむ「日本酒&bio table 女子会」でも、日本酒の乾杯で始まり、万歳三唱ならぬ「乾杯三唱」でお開きにするスタイルを楽しんでいます。パワフルな女子たちには、日本酒で乾杯する姿がよく似合うのです!
 そういえば、私が初めてお酒の味を知ったのは、二十歳になって、父の日本酒の晩酌に付き合い、乾杯したのが最初でした。
 毎年の誕生日、新しい年の始まりも、もちろん日本酒でお祝いしてきました。
 そう考えてみると、私の人生の節目、また、とびきり楽しい場面には必ず日本酒があったのだと再確認。日本酒のない人生なんて考えられない!これは私にとって決して大げさな話ではないのです。
 あらためて、日本酒に感謝、そして日本に感謝!
 今宵あなたも、是非日本酒で乾杯してくださいね。

 
過去のコラム
乾杯エッセイ
2009.01.20
 
  < 100人委員会コラム 目次 >  
 
Copyright(c)2006 日本酒で乾杯推進会議