〜日本文化のルネッサンスをめざす〜日本酒で乾杯推進会議
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■平成17年度
「日本酒で乾杯推進会議」総会・フォーラム&パーティー

  ・総会  ・フォーラム  ・パーティー
 
■総会
スタートから丸1年、着実に広がる日本文化再生のムーブメント―

個人会員や100人委員会メンバーが一堂に会し「日本に乾杯!」

 「日本酒で乾杯推進会議」の総会・フォーラム&パーティーが、「日本酒の日」の前日9月30日の午後4時から、港区六本木のグランドハイアット東京で開かれました(主催=日本酒で乾杯推進会議)。会には、一般の個人会員や関連団体関係者、各界有識者で構成される100人委員会のメンバーなどおよそ500人が参加。日本酒カクテルの試飲会や酒器展なども同時開催され、日本酒と日本文化のルネッサンスをめざす一大ムーブメントのさらなる飛躍を期待させるイベントとなりました。

 
●石毛委員長が1年間の活動状況を報告(総会)
写真 昨年10月1日から正式なスタートを切った「日本酒で乾杯」推進キャンペーン。業界の総力を結集した一大ムーブメントは、丸1年を経過して、着実な広がりを見せはじめています。
今回の一連のイベントのうち、最初に開かれた総会では冒頭、国立民族学博物館名誉教授で100人委員会の代表委員を務める石毛直道氏が、
  「海外では日本食とセットで日本酒が飲まれるようになっているが、日本では食生活の多様化で日本酒の需要が低迷している。こうした状況の中では、多様な食に合う新しいタイプの日本酒の開発ももちろん必要だが、今こそ日本文化の中心としての日本酒を見直さなければならない。我々が進める「日本酒で乾杯」の運動は日本酒を愛することであり、日本酒を愛することは日本文化を愛することにほかならない」と挨拶したのに続いて、運営委員会の石毛委員長が1年間の運動の活動状況と今後の活動計画などについて報告。
写真  「昨年の設立総会以降、運動の推進母体となる100人委員会の編成、個人・業界会員の募集と順調に組織化が進んでいる。100人委員会のメンバーは現在80名、一般消費者を対象とする個人会員は約1700名を数え、業界会員も約8000名に達した」と述べたほか、今年5 月に、乾杯の起源や作法、歴史の解明を目的に設置された「乾杯の文化研究会」の活動について、「徳川家の盃事などこれまでに興味深い歴史的な発見がいろいろ出てきている。2 年がかりで取り組むこの研究の成果は、いずれ一冊の本にまとめて出版する計画だ」と説明。最後に、
「今後とも地方の伝統文化とタイアップしながら、『日本酒で乾杯!』が『日本に乾杯!』になるよう、会員数が100万人を超えるような一大国民運動として、日本酒で乾杯を全国各地に普及していきたい」と述べて、関係者の協力を呼びかけました。
 
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